決算シーズン到来、2018年3月期は9%台の営業増益で着地へ

決算発表シーズンが到来する。4月下旬から5月中旬にかけて、国内の上場企業の65%が2018年3月期決算を発表する。株式市場は、2019年3月期に企業がどのような見通し(ガイダンス)を示すのかにも注目している。

QUICKは企業業績の全体の動向を把握するために、決算の実績や会社発表の業績予想を日次で集計するコンテンツツール「決算モニタ(業績集計)」のサービスを提供している。主要な収益項目について決算期や業種ごとに集計値を出しており、さまざまな角度から「ニッポン株式会社」の成績表を分析することができる。決算モニタ(4月23日時点)によると、2018年3月期の上場企業の営業利益は、金融を除く比較可能な2186社の集計で前の期に比べ9.13%増となったもよう。経常利益(税前利益)は12.71%増、純利益は30.91%増と好調な決算だったようだ。

<2018年3月期は好調な着地へ>

 

3月期決算企業のガイダンスを見通すには、4月中旬までに大半が通期決算の発表を終えた2月期企業の動向が参考になりそうだ。2019年2月期の営業利益予想は、比較可能な201社の集計で前期比8.81%増。172社が営業増益を見込んでいる。2018年2月期の着地は前の期に比べ3.77%増だった。2月期企業を構成する小売りなど内需関連企業は、引き続き収益環境の改善を見込んでいる。

<決算モニタで抽出した2月期の主な増益予想銘柄>

12月期決算企業(第1四半期)や9月期決算企業(上期)の進捗率も見逃せない。2018年12月期の期初の会社予想は営業利益で8.61%増。順調な進捗を確認できれば、株式市場にとっては支援材料だ。QUICKの「Knowledge(ナレッジ)特設サイト」では進捗率を過去の平均値と比べることができる「進捗率ダッシュボード」のほか、業績修正を発表する確率や通期の着地予想を確認できるコンテンツも提供しており、簡単に各社の業績の進捗度合いを評価することができる。

4月23日の週は約470社が決算発表を予定。26日(木)に約120社、27日(金)は約280社と最初のヤマ場を迎える。発表ピークは約760社が集中する5月11日(金)。決算モニタを日々、チェックすれば決算と収益予想の趨勢が一目で分かる。

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