米長短金利スプレッド、縮小傾向続く 景気拡大局面で最小に【US Dashboard】

米国市場で長短金利の差(スプレッド)の縮小傾向が続いている。28日は10年物と2年物の金利のスプレッドが50ベーシスポイント(1ベーシスポイント=0.01%)を割り込み、2009年7月に始まった米景気の拡大局面で最も小さくなった。

一般的にスプレッドがマイナスへ転じた場合、景気後退(リセッション)入りのシグナルといわれる。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、過去にそうした傾向があることを踏まえ、「多くは単に物価上昇が制御できない状況になってFRBが引き締めをせざる得なくなり、それが景気後退をもたらした。現在はそのような状況にない。景気後退の可能性が通常より特に高いとは考えていない」と述べている。

(注)QUICK FactSet Workstationより作成

※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。

※QUICKデリバティブズコメントでは2月19日から、QUICK端末上のナレッジ特設サイトで「US Dashboard」のサービスを始めました。米国の長・短期金利スプレッド、期待インフレ率、VIXなど投資家・市場参加者が日々チェックするデータをチャート形式で一覧できます。米経済・市場の変化を見極めるツールとしてご利用いただけます。

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