QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 進むか円安 日銀の金融政策維持で120円台の予想目立つ─2018年相場見通し
この記事は最終更新から1年以上経過しております。

進むか円安 日銀の金融政策維持で120円台の予想目立つ─2018年相場見通し

記事公開日 2017/12/1 17:04 最終更新日 2017/12/1 17:04 QUICK Market Eyes

円相場は9月下旬から1㌦=110~114円のレンジで推移している。しかし、足元で公表が相次ぐ大手金融機関による円相場の予想は、2018年に円安に進むとの見方が多い。

大幅な円安を予想するUBSは18年末の円相場の目標水準を1㌦=122円とした。安倍晋三首相の再選に注目し、「日本ではインフレ率が徐々に低下すると予想している。日銀は現行の緩和的な金融政策を続ける公算が大きく、実質金利がさらに低下し、円安方向に進む」とのシナリオを掲げる。

日銀の金融政策に関しては、「イールド・カーブ・コントロール(YCC)で円相場とグローバル国債の利回りとの相関関係は高い水準を維持するだろう」(ゴールドマン・サックス)との指摘もあった。

一方でモルガン・スタンレーは18年末までに1㌦=105円までの円高を予想する。「世界的なリフレーション(緩やかな物価上昇)により、日銀が現行の金融緩和策からの脱却を迫られるほどインフレ率が上昇する。日本の長期金利は短期間で大幅に上昇するだろう」とした。

▼大手金融機関の円相場の18年末予想
社名                 予想水準
UBS                  122円
ゴールドマン・サックス                    120円
ドイツ銀行                                120円
UBSウエルスマネジメント                115円
HSBC                                          114円
ソシエテ・ジェネラル                         114円
BNPパリバ                                    112円
バンクオブアメリカ・メリルリンチ       110円
モルガン・スタンレー                          105円
TDセキュリティーズ                        104円

【QUICKデリバティブズコメント・岩切清司】

※QUICKデリバティブズコメントで配信したニュースを再編集した記事です。トレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。


ニュース

ニュースがありません。

銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
918.2
+2.54%
2
2,684
+0.73%
3
7267
ホンダ
1,863.5
-1.81%
4
4,905
+0.61%
5
3,752
-4.57%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
151A
ダイブ
3,750
+22.95%
2
460
+19.48%
3
220
+18.27%
4
3,250
+18.18%
5
547
+17.13%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
7426
山大
2,655
-21.56%
2
1,852
-21.55%
3
336
-18.44%
4
9687
KSK
4,065
-17.04%
5
149A
シンカ
1,501
-16.74%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
42,930
+0.13%
2
30,460
-1.99%
3
918.2
+2.54%
4
7203
トヨタ
3,806
-1.21%
5
39,260
-0.63%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる