QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 運用会社、ロボット見本市に初出展 関連投信のアピールに躍起
この記事は最終更新から1年以上経過しております。

運用会社、ロボット見本市に初出展 関連投信のアピールに躍起

記事公開日 2017/11/29 18:24 最終更新日 2017/12/1 17:50 NQNセレクト

世界のロボットメーカーが一堂に会する国際ロボット展が29日、東京ビッグサイト(東京・江東)で始まった。ファナック(6954)などが自社の技術をアピールするなか、日興アセットマネジメント(東京・港)といった資産運用会社が異色の「ロボット」関連として出展している。

国際ロボット展は日本ロボット工業会(東京・港)などが主催し、国内のほか中国やドイツなどから612社・団体が出展した。生産現場の人手不足対策などを背景にロボット分野への関心は高い。

会場には運用会社の日興アセットマネジメントとアクサ・インベストメント・マネージャーズがロボットメーカーに混じってブースを構える。大和証券投資信託委託(東京・千代田)もアクサと共同出展している。運用会社の出展は初めてという。いずれもロボットメーカーに投資する投資信託を紹介している。

「ロボット業界の関係者などロボットに関心がある人にファンドをアピールしたい」(日興アセット)という。蛇の道は蛇。その業界に詳しい人なら業界の投信を買ってくれるだろうという算段のようだ。

日興アセットは「グローバル・ロボティクス株式ファンド」の運用方針などを解説する。同ファンドの運用残高はシリーズ4本で計8300億円に膨らんでいる。「グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型)」の基準価格は27日時点で1万5275円。日本企業ではキーエンス(6861)や安川電(6506)、海外企業では米ロックウェル・オートメーションやスイスのABBなどに投資している。

ロボット関連銘柄の株価は堅調に推移

キーエンス

安川

大和投資信託はアクサ・インベストメンツを通じ、ドイツのシーメンスなどを組み込んだ「ロボット・テクノロジー関連株ファンド―ロボテック―」を運用している。アクサのファンドマネジャーが投資先の技術やサービスについて投資家に説明する機会を設ける。

金融庁は金融機関に「フィデューシャリー・デューティー(顧客本位の業務運営)」を求めており、運用会社も投資家から選ばれる存在にならなければならない。これまでは投信の販売を銀行など販売会社に頼っている面が大きかった。楽天証券経済研究所の篠田尚子ファンドアナリストは「運用会社が直接、投資家と接点を持とうとしている」と評価していた。

【日経QUICKニュース 岩本貴子】

 ※日経QUICKニュース(NQN)が配信した注目記事を一部再編集しました。QUICKの情報端末ではすべてのNQN記事をリアルタイムでご覧いただけます。


ニュース

ニュースがありません。

銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
918.2
+2.54%
2
2,684
+0.73%
3
7267
ホンダ
1,863.5
-1.81%
4
4,905
+0.61%
5
3,752
-4.57%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
151A
ダイブ
3,750
+22.95%
2
460
+19.48%
3
220
+18.27%
4
3,250
+18.18%
5
547
+17.13%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
7426
山大
2,655
-21.56%
2
1,852
-21.55%
3
336
-18.44%
4
9687
KSK
4,065
-17.04%
5
149A
シンカ
1,501
-16.74%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
42,930
+0.13%
2
30,460
-1.99%
3
918.2
+2.54%
4
7203
トヨタ
3,806
-1.21%
5
39,260
-0.63%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる