QUICK資産運用研究所
農林中金全共連アセットマネジメントの「農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド」が21日付でファンド名を変えた。新しい名前は「農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね」(25311177)。個人投資家から選ばれるファンドを目指し、日本に長期の資産形成を根付かせるための挑戦に改めてこぎ出した。
同ファンドの設定は2017年7月5日で、投資対象は米国の株式。農林中金バリューインベストメンツ(NVIC)の奥野一成最高投資責任者(CIO)らのチームが現地調査を重ね、徹底した情報収集と分析に基づき組み入れ銘柄を厳選する。今年8月末時点の設定来リターン(分配金再投資ベース)は21.76%で、純資産総額は24億円程度。
「おおぶね」という名称は、波風が立っても大きく揺れない「安心感」を表している。覚えやすさも重視した。運用方針などは今後も変わらない。NVICが26日に同ファンドの年次総会を開き、ファンド名の変更やその狙いについて受益者に直接説明した。