東京海上アセットマネジメントが運用する「東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)<愛称:円奏会>」(4931112B)の純資産総額(残高)が初めて6000億円を突破した。2日時点の残高は6009億円。
2012年11月に設定され、今年1月末に5000億円に到達。今年上半期(1~6月)には国内公募の追加型投資信託(ETF除く)で3番目に多い1096億円の資金が流入し、残高は6月末時点で国内4位の規模となった。
複数資産に投資するバランス型で残高が6000億円を超えるのは、2011年8月上旬の「財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型<愛称:財産3分法ファンド>」(02312038)以来およそ8年ぶり。
「円奏会」は日本の債券と株式、REIT(不動産投信)に分散投資し、基本の配分比率はそれぞれ70%、15%、15%。前月の分配金実績は1万口あたり30円で、2014年7月から同水準を維持している。6月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)は1.38%プラス、5年では14.76%プラスだった。
(QUICK資産運用研究所)