国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)で、「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」(42311052)が純資産総額(残高)ランキングの首位になった。22日時点の残高は6513億円。QUICK資産運用研究所が月末時点のデータをさかのぼって調べたところ、「グロイン」が首位になるのは初めて。
「グロイン」の年初来の資金流入額は、22日時点の推計値で738億円程度。国内公募の追加型株式投信(ETFを除く)の中で最も多い。今月10日の決算で1万口あたりの分配金を前月より10円安い40円に引き下げたが、その後も日次ベースで資金流入が続いている。
一方、2位に後退したのは「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」(32315984)で、22日時点の残高は6480億円だった。「USハイ」は今年に入っておよそ200億円の資金が流出。基準価額は上昇基調にあるものの、月次ベースでは2017年10月から1年半にわたって資金流出が続いている。
(QUICK資産運用研究所)