年齢・年収あがるほど金融知識レベル高く 【個人の資産形成に関する意識調査③】

QUICK資産運用研究所が11月に全国5000人以上を対象に実施した「個人の資産形成に関する意識調査」。3回目は金融リテラシー(調査概要と過去の配信はこちら)を取り上げる。

金融に関する問題(下記に問題を掲載)を6個解いてもらい、正解数に基づいて回答者の金融知識レベルをA~Dの4段階に分けて集計した。ボリュームゾーンは正解数が1~2個のCレベルで、正解数がゼロのDレベルが2番目に多かった。

金融知識問題はインフレや為替、投資信託の分配金についてなど幅広く出題。選択肢には「わからない」と「回答したくない」を含む。昨年の前回調査でも類似した問題を6つ出題したが、レベル別の割合はほぼ同じで金融リテラシーの向上はみられなかった。

年代別でみると、年齢層があがるほど知識レベルが高い人の割合が多くなった。年収別では、年収が高いほど知識レベルが上向き傾向にあった。また、株式や投信、貯蓄性保険など何かしらの資産形成をしている人はAレベルとBレベルを合わせて43.2%と、資産形成をしていない人の同13.0%を大きく上回った。

☆あなたもチャレンジ!金融知識☆
(正解と正解率はページ最下部に)

①「分散投資」では、なるべく値動きの近い金融資産を組み合わせるようにすると良い。
 1.正しい
 2.正しくない
 3.どちらともいえない
 4.わからない
 5.回答したくない

②投信の分配金は運用成績が悪くても支払われることがある。
 1.正しい
 2.正しくない
 3.どちらともいえない
 4.わからない
 5.回答したくない

③金利が上昇すると、債券価格も上昇する。
 1.正しい
 2.正しくない
 3.どちらともいえない
 4.わからない
 5.回答したくない

④3年(年0.1%)の定期預金に100万円預けて、その間に毎年1%でインフレが進むと満期がきた預金の価値は下がる。
 1.正しい
 2.正しくない
 3.どちらともいえない
 4.わからない
 5.回答したくない

⑤円高が進むと、日本でどんなことが起きるでしょうか。
 1.輸入ブランド品が高くなる
 2.輸出企業の業績が良くなる
 3.海外旅行に行きやすくなる
 4.わからない
 5.回答したくない

⑥1,000円の株式が50%値下がりして500円になりました。ここから50%上昇するといくらになるでしょうか。
 1.550円
 2.750円
 3.1,000円
 4.わからない
 5.回答したくない

6つの金融知識問題(下記に詳細を記載)のうち、正解率が15.6%で最も低かったのは「金利」が上昇した時に債券価格がどう変化するかを問う問題だった。投資信託の「分配金」に関する問題の正解率は17.0%と2番目に低かった。

一方、正解率が61.5%でトップだったのは、「1,000円の株式が50%値下がりして500円になりました。ここから50%上昇するといくらになるでしょうか」というリターンを計算する問題。円高が進むとどうなるか聞いた「為替」の問題も正解率が50.6%で半数を超えた。

①正しくない(20.6%)
②正しい(17.0%)
③正しくない(15.6%)
④正しい(21.1%)
⑤海外旅行に行きやすくなる(50.6%)
⑥750円(61.5%)

(QUICK資産運用研究所)

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