松井証券は13日、顧客の投資信託選びをサポートする新たなロボットアドバイザー(ロボアド)の提供を22日に始めると発表した。それぞれの投資スタイルなどに合わせて「QUICKファンドスコア」の高い投信や信託報酬の安い投信の中から選択肢をあげる。同スコアを活用したロボアドは業界初となる。
提供を開始するのは「投信提案ロボ」と「投信見直しロボ」の2種類。「投信提案ロボ」では顧客の運用目的や運用方針に沿ってQUICKファンドスコアの高い投信を提案する。一方、「投信見直しロボ」は顧客が現在保有している銘柄を指定すると、投資対象が同じカテゴリーの中からスコアが高い投信やコストの安い投信を紹介する。
QUICKファンドスコアは、投信を「長期投資にふさわしいかどうか」の視点から多角的に分析した評価指標。個人投資家が投信選びなどに使える参考情報として、QUICK資産運用研究所が開発した。松井証券は「顧客本位の業務運営を実現するための顧客にふさわしいサービスの提供につながる」としている。
同社では取り扱う投信の品ぞろえも拡充していく方針だ。これまで取り扱いを月30本程度のペースで増やしていたが、今後は50本程度を毎月追加する。
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(QUICK資産運用研究所)