9月の国内公募追加型株式投資信託(ETFを除く)は、日本の株高を受けて日経平均株価に連動するインデックス型(指数連動型)のファンドに利益確定の動きが出た。資金流出額上位10本のうち、2本が日経平均連動型だった。
アセットマネジメントOneの「日経225ノーロードオープン」(47311988)は141億円、日興アセットマネジメントの「インデックスファンド225」(02311886)は86億円 の資金流出超だった。
9月に流出超過額が最も多かったのは「新光US-REITオープン(愛称:ゼウス)」(47311049)の149億円。
一方、資金流入額の上位は、海外の株式で運用するファンドが大半を占めた。上位10本のうち7本が海外株式型だった。
資金流入超過額が最も多かったのは、ラップ専用の「日興FW・日本債券ファンド」(7931417A)だったが、2位以下は海外株式型が目立った。2位は主に米国のIT(情報技術)関連株に投資する「netWIN ゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンドBコース(為替ヘッジなし) 」(3531299B)、3位は世界のバイオテクノロジーと医療機器の関連株に投資する「フューチャー・バイオテック」(79312186)だった。
(QUICK資産運用研究所)