三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用する「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド<愛称:THE 5G>」(6431117C)の純資産総額(残高)が初めて2000億円を突破した。28日の残高は2001億円だった。2017年12月15日に設定され、今年5月末には1000億円に到達。その後も資金流入続き、およそ3カ月で1000億円を積み増した。
同ファンドは、通信技術の発展によって業績面で恩恵を受けることが期待される世界の企業の株式に投資する。中でもあらゆるものがインターネットにつながるIoTの基盤とされる次世代通信規格「5G」に着目。5Gのインフラ構築に関連する半導体メーカーや通信サービス・商品を提供するインターネット企業などを組み入れている。
28日時点の設定来リターンは2.67%。大手証券やネット証券、全国の地銀まで販路が拡大している。
(QUICK資産運用研究所)