国内公募の追加型株式投資信託について、2月末までの過去1年間の運用成績を投資対象の資産別に見ると、分配金再投資ベースのリターンは「国内株式型」がプラス23.20%でトップだった。2月は世界的に株式相場が調整し、国内の株式市場でも日経平均株価が大きく下げる局面があったが、1年前と比べると大幅なプラスを維持した。
「新興国株式型」が21.55%で続いた。中国やベトナムの株式に投資するファンドを中心に好成績を収めた。一方、コモディティや国内外の不動産投資信託(REIT)に投資する投信はリターンがマイナスだった。
(QUICK資産運用研究所 望月瑞希)