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セコム(9735) 19/3期は7期振りに営業減益へ。システム・人への集中投資で基盤整備を実施

QUICK企業価値研究所アナリスト 前田俊明(2018/05/23)

・19/3期は3%増収、7%営業減益を予想
 同社は2030年を一つのターゲットとして、「セコムグループ2030年ビジョン」を推進している。このビジョンのもと様々な施策に取り組んでおり、2030年に向けた成長をさらに確かなものにするため、新たに「セコムグループロードマップ2022」を策定。この中で、19/3期、20/3期は持続的成長のための将来に向けた基盤整備を行う年にするとともに、新たな価値創造による新事業の創出・育成や既存業務の拡充を進める。2年間で「人への投資」と「システム投資」を集中的に実施する。同社では、19/3期は売上高が1兆円の大台に到達するが、12/3期以来7期振りに営業減益を見込む。
 企業価値研究所は基盤整備のための先行投資などを勘案すると会社計画は概ね妥当な水準と判断し、同額の予想とする。

・20/3期は投資成果が段階的に現れると期待
 当研究所は20/3期の連結業績について、前期比3%増収、同3%営業増益を予想する。基盤整備のための先行投資が続く見通しだが、初年度ほど費用負担が増えないと想定する。投資成果が段階的に現れると期待し、緩やかながら営業増益に戻ると予想する。

・リスクファクター ~法人顧客の業績動向

・アナリストの投資判断 ~上値の重い展開が続くとみる
 当研究所予想を基にしたPERは19/3期、20/3期ともに21倍。将来の成長加速に向けた先行投資の増加が主因とはいえ、利益面では踊場を迎えている。指標面での割安感もないことから、投資の成果が利益成長に結びつくまで上値を切り上げる展開は見込みにくい。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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