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東京瓦斯(9531) 電力・ガス競争の激化で会社側は政策的な費用投入へ

QUICK企業価値研究所アナリスト 佐久間聰(2018/03/02)

・当研究所予想の今期経常利益は53%増→71%増
 企業価値研究所では、今期通期の連結経常利益は前期比71%増の950億円を予想。前回予想(53%増の850億円)から増額する。会社側も同65%増の920億円へ増額(修正前は49%増の830億円)。都市ガス、海外、電力のセグメント利益が前回予想を上回る見通し。足元の為替水準は、当研究所および会社側の修正後予想の前提に比べ大幅な円高。為替が足元の円高水準を維持した場合、当研究所および会社側の想定よりも原燃料費の負担は軽減される可能性がある。
 電力・ガス競争は激しさを増しており、会社側は来期以降、電力・ガスの顧客獲得・維持のため、政策的な費用投入は避けられないと説明している。動向を注視したい。

・19/3期経常利益は7%減、20/3期は24%増を予想
 当研究所では、19/3期の連結経常利益は前期比7%減の880億円、20/3期は同24%増の1090億円を予想。前回予想(19/3期860億円、20/3期1070億円)から引き上げる。原油高で海外事業の売上高を増額したことが主因。前期比では、19/3期は原燃料費の増加が響く見込み。20/3期は都市ガス事業、電力事業の増益がけん引すると予想。

・リスクファクター ~原油・為替、ガス制度改革など

・アナリストの投資判断 ~株価は引き続き横ばい圏で推移する見通し
 足元の株価での予想PERは割安感に乏しいが、実績PBRには割安感があるとの見方は前回と同じ。株価は引き続き横ばい圏で推移する見通し。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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