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綜合警備保障(2331) セキュリティ事業の利益伸び悩みを反映し、今来期の利益予想を引き下げ

QUICK企業価値研究所アナリスト 前田俊明(2018/02/20)

・3Q累計の営業利益は想定を下回る
 18/3期3Q累計の連結営業利益は前年同期比5%増。上期の同3%営業増益から増益率が高まったものの、企業価値研究所は1割程度の増益を期待しており、想定を下回った。主因は同1%営業増益にとどまったセキュリティ事業にある。セキュリティ事業は同社の屋台骨を支える中核事業で機械警備、常駐警備、警備輸送の3業務を擁するが、機械警備が伸び悩んだほか、常駐警備も旺盛な需要に対応するため警備要員の確保など体制整備にかかる費用が先行した。当研究所では、18/3期通期の連結業績について利益は従来予想に届かないと判断し、前期比9%営業増益に引き下げる。
 翌19/3期も利益予想を引き下げ、前期比10%営業増益を見込む。

・機械警備の累計契約件数は着実に増加する見通し
 セキュリティ事業の中核の機械警備は累計契約件数の増加が続いている。法人向けは新規契約の獲得と解約の抑制で、個人向けも家庭向けホームセキュリティ「ホームセキュリティBasic」などの拡販により、契約件数が増加する見通し。

・リスクファクター ~法人顧客の業績動向

・アナリストの投資判断 ~概ね妥当な水準
 株価は3Q決算発表を受けて反落。株式市場全体の下落も相まって調整色を強め、17年10月以来4カ月振りに5000円を割り込む場面もあった。当研究所予想ベースのPERは18/3期27倍、19/3期25倍。大きく値を下げており、概ね妥当な水準とみている。契約件数を積み上げ契約収入を得るストック型ビジネスを持つ同社への投資は、中長期的なスタンスで考えたい。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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