しまむら(8227) 3Qの業績伸び悩み踏まえ、当研究所予想を下方修正

QUICK企業価値研究所アナリスト 堀内敏成(2018/01/25)

・18/2期通期は前期比5%営業減益を予想
 18/2期3Qの連結業績は、売上高1428億円(前年同期比3.1%減)、営業利益112億円(同22.1%減)と落ち込んだ。主力業態「ファッションセンターしまむら」(以下、「しまむら」と表示)の3Qの既存店売上高は同6.5%減。これらを踏まえ、企業価値研究所では、18/2期通期の予想を前回に続き下方修正し、売上高5700億円(前期比1%増)、営業利益465億円(同5%減)とする。4Qは、売上高1431億円(前年同期比4%増)、営業利益114億円(同24%増)を見込む。

・18/2期3Q累計業績は前年同期比11%の営業減益
 18/2期3Q累計の連結業績は、売上高4269億円(前年同期比0.4%減)、営業利益351億円(同11.3%減)となった。主力業態の「しまむら」の既存店売上高は、1Qが前年同期比4.7%減少。2Qは同1.7%増と持ち直したものの、3Qは同6.5%減と再び落ち込んだ。とりわけ、11月度は前年同月比11.0%減と低迷。台風の影響に加え、上旬に気温が高めに推移したことで冬物販売が苦戦したことが大きかった。

・リスクファクター ~「しまむら」業態の販売動向など

・アナリストの投資判断 ~株価は主力業態「しまむら」の販売回復を契機に持ち直しへ
 株価は17年5月に高値1万6160円をつけたが、主力業態「しまむら」の販売伸び悩みが継続したことで、株価も下落基調となり、18年1月に昨年来安値となる1万2130円をつけた。直近は1万2300円前後での推移。当研究所では、同社の年間業績に占めるウエートが高い3Qの収益が低迷したことを踏まえて連結業績予想を下方修正したが、構造改革を背景とする中期的な成長性への評価に変化はない。足元の株価指標は過去のトレンドとの比較でも割安であり、株価は「しまむら」の販売回復を契機に持ち直しに転じるとみている。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

関連記事

  1. しまむら(8227) 継続的な販売伸び悩みを反映、当研究所の業績予想を減額

  2. KDDI(9433) 1Qは順調なスタート。今期営業利益予想は6%増の1兆160億円を据え置き

  3. 任天堂(7974) 3Qの大型3作を起爆剤に「Switch」ハード販売が再加速へ

  4. 豊田自動織機(6201) 円安進行も生産準備費用の発生を見込み利益予想を据え置く

  5. 京セラ(6971) 部品事業好調だが、従来予想を据え置き

  6. マツダ(7261) 西日本豪雨や関税引き上げなど不透明要因が大きく予想を据え置く

  7. アステラス製薬(4503) 前提為替レートを見直し予想を修正、来期減益との見方は継続

  8. 三菱地所(8802) 1Qは物件売却が押し上げて営業26%増益も想定内。通期予想を据え置き

人気記事ランキング

  1. 登録されている記事はございません。

アーカイブ

PAGE TOP