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アステラス製薬(4503) 1Qは順調なスタートだが、前提為替見直し予想を減額修正

QUICK企業価値研究所アナリスト 真下弘司(2019/08/27)

・前提為替を見直し予想を修正
 企業価値研究所予想の20/3期通期の連結業績を売上収益は1兆2220億円→1兆2060億円(前期比8%減)、営業利益は2280億円→2240億円(同8%減)と修正。1Qの業績は順調に推移したが、前提為替を円高方向に見直し売上収益・営業利益とも減額。前立腺がん治療剤「XTANDI」や過活動膀胱(OAB)治療剤「ミラベグロン」の成長等は期待されるが、米欧でのOAB治療剤「ベシケア」の独占販売期間満了や日本における販売提携終了の影響で減収・減益を予想する。
 続く21/3期と22/3期の連結業績予想も20/3期の修正を踏まえて減額。21/3期は上記影響が残るため売上収益・利益とも20/3期並みを予想。22/3期は「XTANDI」や「ミラベグロン」に加えて、FLT3阻害剤「ゾスパタ」など新製品の貢献を見込み増収・増益を予測する。

・1Qは2%増収、21%営業増益
 20/3期1Qの連結業績は、売上収益が前年同期比2%増の3341億円、営業利益は同21%増の771億円。「ベシケア」は落ち込んだが、「XTANDI」や「ミラベグロン」が伸長。

・リスクファクター ~医療費抑制や副作用など

・アナリストの投資判断 ~新製品群や重点後期開発品に注目
 株価は19年3月4日に年初来高値となる1769.5円をつけたが、足元は1400円台。主要製品の独占販売期間満了や日本における提携製品の契約終了など厳しい事業環境が続くことが、上値を重くしているようだ。株価の上昇には次の成長を担う新製品群の市場浸透、重点後期開発品の開発進展等が必要と考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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