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フジ・メディア・ホールディングス(4676) 出資映画のヒットで今期営業利益予想を15%減の294億円へと小幅増額

QUICK企業価値研究所アナリスト 山藤秀明(2019/08/02)

・1Qの営業利益は映画のヒットで23%増の75億円
 20/3期1Qの営業利益は前年同期比23%増の75億円になった。出資映画の「翔んで埼玉」のヒットが2桁増益を牽引した。
 企業価値研究所は20/3期の営業利益は前期比15%減の294億円を予想する。映画のヒットを考慮して従来予想を6億円ながら小幅増額した。ただ、前期末の不動産事業での大型物件売却の反動で通期では減益予想。
 21/3期の営業利益は前期比1%増の298億円の予想。東京オリンピックの放映権料負担は重いが広告特需でほぼ吸収出来るとみている。訪日客の増加でホテル運営子会社の業績も底上げされよう。また、会社側は不動産開発への投資は引き続き積極的に行う計画。

・21/3期の営業利益目標325億円の達成厳しい
 昨年5月に公表した中期経営計画では最終の21/3期に営業利益325億円を目指している。費用削減、そして視聴率回復でテレビ放送事業を手掛けるフジテレビの利益水準を大きく回復させる計画。ただ、視聴率は低位横ばいが続いている。当研究所の21/3期の同利益予想は298億円であり達成は厳しいとみる。

・リスクファクター ~内需低迷、視聴率低下他

・アナリストの投資判断 ~株価指標幾分割安ながら株価は横ばい推移見込む
 当研究所は当面の株価について、「現値水準で推移する」とみている。株価指標をみると厚生年金基金代行返上益の影響がない当研究所の来期予想PER13倍(過去5年平均16倍)、実績PBR0.45倍(同0.55倍)と幾分割安。ただ、視聴率は低迷。国内全体の企業業績も引き続き減速している。利益寄与度を高めた不動産事業も物件の売却タイミングや不動産市況動向などで業績変動が大きくなる。当面の株価は横ばい推移になりそうだ。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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