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スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684) デジタル流通への構造変化が家庭用大型作開発を進める同社の利益成長を牽引へ

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2019/06/05)

・『FF7リメイク』など今期発売を想定する主力2作の追加販売をテコに来期営業最高益更新見込む
 企業価値研究所はデジタル流通への構造変化がHD(家庭用)ゲームの利益率向上、中長期的商機拡大につながり、内外で大型作開発を進める同社の利益成長を牽引するとの見方を継続。だが、前期主力作『JC4』の失敗等を鑑み、今・来期の連結営業利益を保守的に予想。今期330億円(前期比35%増)、来期395億円とする。今期は『FF14』拡張ディスク投入(MMO)や『ロマサガRS』の通年寄与(スマホゲーム等)が大幅増益を牽引へ。HDゲームでは『Marvel’s Avengers(仮)』『FF7リメイク』の発売を想定。開発費償却で今期利益への貢献は限定的だが、来期はこれらの追加販売をテコに3期ぶりに最高益を更新する見通し。中国テンセントとの戦略提携効果は予想に織り込んでいない。また、『ドラクエウォーク』など新作スマホゲームの立ち上がり次第では業績上振れ要因に。

・HDゲーム主力タイトル投入に極端な空白期間は生じない見込み
 内外で開発体制を強化。『FF』次回作(※)や『ドラクエ12』(準備中)、Marvelとの協業継続期待などを含め、今後、HDゲーム主力タイトル投入スケジュールに極端な空白が生じることはないとみる。(※)表現を訂正しました。

・リスクファクター ~開発費の回収リスク、円高など

・アナリストの投資判断 ~割安感は薄れてきたが、新作情報解禁、『ドラクエウォーク』の評判等に注目
 年明け以降、株価上昇が続き、来期PER16.5倍(当研究所予想)と、割安感は薄れてきた。「Square Enix E3 2019 Live」(日本時間6/11午前10時)での新作情報解禁、『ドラクエウォーク』試験運用(6/11開始)の評判、近々発表の可能性があるテンセントとの戦略提携の詳細などが短期的な株価の押し上げ要因として注目される。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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