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東京瓦斯(9531) 今期は利益回復を予想するが、電力・ガス競争激化を懸念

QUICK企業価値研究所アナリスト 佐久間聰(2019/05/21)

・当研究所の今期経常利益予想は42%増の1270億円
 企業価値研究所では、今20/3期の連結経常利益は前期比42%増の1270億円を予想。前回予想(1160億円)から引き上げる。ガス事業のセグメント利益が前回予想を上回ることが主因。原料費調整制度に基づく料金転嫁のタイムラグによる差損益が想定以上に改善するため。一方、電力事業のセグメント利益は顧客獲得が想定以上だが、コベルコパワー真岡発電所に係る費用等の負担が前回の想定を大きく上回ることなどから減額。会社側は前期比34%増の1200億円を予想。当研究所では会社側ほど原材料費の負担増を想定しておらず強めを見込む。

・21/3期経常利益は12%減、22/3期は4%増を予想
 当研究所では、21/3期の連結経常利益は前期比12%減の1120億円、22/3期は同4%増の1160億円を予想。21/3期は前回予想(1250億円)から減額する。21/3期を減額したのは、自由化の影響でガス事業、電力事業のセグメント利益を引き下げたため。前期比では、21/3期の減益は、ガス事業で料金転嫁のタイムラグによる差益がはく落することによる。22/3期は電力事業の伸長が寄与するが、自由化の影響で小幅増益にとどまる見込み。

・リスクファクター ~原油・為替、ガス制度改革など

・アナリストの投資判断 ~今期予想PERに少し割安感。もう一段の下落リスク小さい
 同社株価は今年3月下旬以降、原油価格の上昇などを嫌気し下落基調だったが、足元では今期予想PERに少し割安感があるため、もう一段の下落のリスクは小さいとみている。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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