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京セラ(6971) 通信インフラや自動車向けの貢献により、増収増益を予想

QUICK企業価値研究所アナリスト 豊田博幸(2019/05/16)

・今20/3期の営業利益は5割増を見込む
 自動車の電装化・電気自動車化に向けた部品の販売増、5G(第5世代移動通信システム)に向けた通信インフラ関連の需要拡大を予想。利益面では、19/3期に計上した損失が無くなることなどが寄与する。企業価値研究所による20/3期の連結業績予想は、売上高が1兆6460億円→1兆7100億円(前期比5%増)に増額するが、営業利益は1580億円→1420億円(同50%増)に減額する。生産能力増強に伴う減価償却費の増加などが響き、営業利益は従来予想を下回るが、前期比では5割増と大幅に伸びる見通し。為替前提は1ドル=108円→110円と円安に見直したが、1ユーロ=125円は変わらず。

・19/3期通期は3%増収、営業利益は5%増
 19/3期通期の連結業績は、売上高が前期比3.0%増の1兆6237億円。期後半より中国経済の減速が響いたが、M&A(買収・合併)効果や、自動車向けの拡大が寄与した。利益面では有機材料事業やソーラーエネルギー事業の不振による損失計上などがあったものの、全社的な原価低減などが寄与し、営業利益は同4.5%増の948億円。

・リスクファクター ~携帯電話端末の事業動向

・アナリストの投資判断 ~下期以降の業績回復を見越し、株価は上昇基調が続くと予想
 電装化・電気自動車化を背景にした自動車向けの拡大が見込まれる。19/3期に不振だったソーラーエネルギー事業や有機材料事業も回復に向かう見通し。中国経済の減速が懸念されるものの、下期以降は5Gに向けた情報通信インフラ関連の需要拡大も見込まれる。財務健全性が高く、今後の成長に向けた投資余力も大きいことも強みだ。株価は1株当たり純資産(19/3期末6264円)を上回って推移しているが、上昇基調が続くとみている。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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