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ワークマン(7564) 「ワークマンプラス」出店を契機とする客層拡大をテコに新たな利益ステージに

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2019/03/18)

・高機能・低価格ウエア潜在市場でシェア25%目指す
 店舗拡大と既存店増収をテコに安定成長を続けてきた同社だが、今期は新業態「ワークマンプラス」出店を契機とする客層拡大をテコに新たな利益ステージに入ろうとしている。プロ顧客だけでなく、一般顧客のアウトドア利用等を想定した高機能・低価格ウエアPBへの需要は徐々に高まりつつあったが、昨秋の「ワークマンプラス」(1号店は一般顧客向けに特化)開業前後の露出拡大により、既存店でも一般顧客の取り込みが進む。今後はプロ、一般向け両方の売場を設ける路面タイプの「ワークマンプラス」出店、既存店からの転換、既存店の改装を推進。高機能・低価格ウエアの潜在市場約4000億円でシェア25%を目指す。関西での仏大手との対決(3月)も注目を集めよう。

・営業利益予想を増額、5年で年率13%成長見込む
 年末商戦でのPBを中心とした売上急伸を主因に、今期単独営業利益の企業価値研究所予想を前期比27%増の135億円へ増額。つれて、来期以降の予想も引き上げ、23/3期195億円と、5年で年率13%成長を見込む。(a)客層拡大、新システム活用による既存店売上高続伸、(b)「ワークマンプラス」新店、転換効果、(c)女性向け強化などによる更なるPB拡大などが成長の原動力に。潤沢なキャッシュに基づく配当性向引き上げなどにも期待。

・リスクファクター ~天候不順、円安など

・アナリストの投資判断 ~株式分割、業績上振れ余地、ディフェンシブ志向から1万円台も許容水準とみる
 PER(当研究所予想)は今期40倍、来期37倍と、専門小売主要成長株の3年平均32倍を上回るが、株式分割(3月末1株→2株)、業績上振れ余地、ディフェンシブ銘柄への関心から、株価1万円台乗せも許容水準とみる。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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