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東京瓦斯(9531) 原油安で来期利益予想を増額

QUICK企業価値研究所アナリスト 佐久間聰(2019/02/27)

・当研究所予想の今期経常利益は25%減→19%減
 企業価値研究所では、今19/3期通期の連結経常利益は前期比19%減の900億円を予想。前回予想(25%減の840億円)から小幅引き上げる。ガス事業では暖冬などで都市ガス販売量を引き下げたが固定費の負担が想定より大きく減少。電力事業も顧客獲得が好調で電力販売量を引き上げるなど各事業のセグメント利益が全体的に前回予想を上回る見通し。会社側は前回予想の830億円→890億円へ小幅増額。円高による原材料費の負担減を主因に会社側に比べ強めの利益予想となっている。

・20/3期経常利益は29%増、21/3期は8%増を予想
 当研究所では、20/3期の連結経常利益は前期比29%増の1160億円、21/3期は同8%増の1250億円を予想。前回予想(20/3期は1070億円、21/3期は1200億円)から増額する。原油安で主にガス事業で原料費の負担が軽減するため。電力事業でも燃料費負担の軽減を見込むが、顧客獲得費用の増加の可能性も考慮し、据え置いた。前期比では、ガス事業、電力事業ともに販売量の伸長を見込んでおり、増益をけん引する見込み。

・リスクファクター ~原油・為替、ガス制度改革など

・アナリストの投資判断 ~予想PERに割安感が薄れ、上値余地は大きくないと考える
 直近の株価での当研究所の今期予想PER、来期予想PERはともに16倍と割安感は薄れている。一方、実績PBRは1.2倍と過去10年間のレンジと比較して引き続き低位にある。予想PERの割安感が薄れ、上値の余地は大きくないと考えるが、実績PBRは低位にあるため下値不安も小さいとみている。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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