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積水ハウス(1928) 今期は営業減益予想も、中期的には営業利益2000億円近辺の推移を見込む

QUICK企業価値研究所アナリスト 細貝広孝(2018/12/26)

・19/1期通期は請負型の低迷で営業減益を予想
 19/1期通期の連結業績に関して企業価値研究所では、19/1期3Q累計実績は前回見直した予想(18年10月)の想定内で推移したとの見方から、売上高は2兆1700億円(前期比横ばい)、営業利益は1900億円(同3%減)の前回予想を据え置く。請負型ビジネスや国際事業の低迷が響いて営業利益は前期実績を下回る見通し。

・中期的に緩やかな営業増益を予想
 当研究所では、続く20/1期および21/1期の連結業績に関しても前回予想を据え置く。緩やかながら増益基調となり、中期的に連結営業利益2000億円近辺での推移を見込む予想に変化はない。

・3Q累計は請負型、国際の落ち込みで営業1割減益
 19/1期3Q累計の連結業績は、売上高が前年同期比横ばいの1兆4881億円、営業利益が同10%減の1140億円だった。請負型ビジネスおよび国際事業の営業減益をストック型ビジネス、開発型ビジネスの増益でカバーできず、連結全体では営業減益だった。

・リスクファクター ~戸建住宅の需要減退など

・アナリストの投資判断 ~国際事業の投資回収の進捗で株価に上値余地
 株価は好調な業績などを背景に、17年11月には2219.5円まで上昇したが、その後は役員人事に関する不信感などもあって下落。19/1期3Q累計実績の営業減益、相場全体の大幅下落などを背景に、18年12月25日には1530.0円の安値をつけた。当研究所では中期的に同社としては高水準である連結営業利益2000億円程度の推移を予想。請負型ビジネスに先行き不透明感はあるが、国際事業における投資回収が着実に進捗し、投資リスクが軽減すれば株価に上値余地はあると考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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