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ソニー(6758) EMI取得の利益に加え実質ベースの好調を織り込む。今期は営業20%増益へ

QUICK企業価値研究所アナリスト 谷林正行(2018/11/16)

・ゲームを含めエンタメ系を中心に利益を上方修正
 企業価値研究所は19/3期通期の連結予想営業利益を7400億円→8850億円(前期比20%増)へ上方修正した。音楽出版のEMIの株式追加取得に関する一過性の利益計上が主因だが、実質ベースでもG&NS(ゲーム&ネットワークサービス)、音楽、映画のエンタメ系の好調などを織り込んだ。来期以降も上方修正したが、一過性の利益がなくなるため20/3期は一旦減益となる見通し。

・「PS4」のライフサイクルが長期化
 G&NSでは、主力ゲーム機「PS4」の売り上げ台数がピークアウトしているにもかかわらず業績拡大が続き、ライフサイクルが長期化している。ただ、競合の動向など事業環境が急変するリスクなどを注視していく必要があろう。

・上期は営業20%増益
 19/3期上期の連結営業利益は4345億円(前年同期比20%増)となった。MC(モバイル・コミュニケーション)が減損損失を計上するなど苦戦しているが、エンタメ系の好調などにより大幅増益となった。

・リスクファクター ~景気や為替変動、同業他社との競争激化など

・アナリストの投資判断 ~株価は踊り場にあるが、エンタメ系の好調を織り込んでいくと考えやや強気にみる
 当研究所では、今後の株価について、やや強気にみている。最近の値下がりは半導体を中心としたハイテク株全体の値下がりの影響を受けているものとみられ、同社についてはMCの不振などもマイナス材料となっていることも考えられる。ただ、業績面では一過性の要因を除いた実態ベースでもG&NSを中心にエンタメ系の利益が拡大しており、こうした好調を織り込んでいくものと考えられる。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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