QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース トヨタ自動車(7203) 底堅い業績推移を予想。自己株式の継続的取得も前向きに評価
この記事は最終更新から1年以上経過しております。

トヨタ自動車(7203) 底堅い業績推移を予想。自己株式の継続的取得も前向きに評価

QUICK企業価値研究所アナリスト 小西慶祐(2018/11/12)

・強めの予想を再度増額。今期は5%営業増益を予想
 19/3期通期の連結営業利益計画について会社側は、上期決算発表時(11月6日)に、為替の円安進行などを踏まえ、2兆3000億円→2兆4000億円(前期比横ばい)に上方修正した。同時に、自己株式の取得も発表した。企業価値研究所では、もともと強めだった営業利益予想を、2兆5000億円→2兆5300億円(同5%増)へ更に若干増額。原材料価格の上昇を織り込んだが、下期以降の為替レートの前提を1ドル=110円→112円と円安方向に変更したことが主因。為替レートの前提の違いや、クルマづくりの構造改革「TNGA」の推進による原価改善を幾分強めに見込み、引き続き会社修正計画を上回る予想とした。特に、二巡目に入った「TNGA」を適用し18年末にフルモデルチェンジ予定の「RAV4」に注目している。

・21/3期に営業利益で過去最高更新を予想
 20/3期以降は、米国の保護主義政策の動向に要注意だが、底堅く業績は推移する見通し。販売台数は小幅な伸びを予想、電動車両や自動運転に対する研究開発費の増加などが想定される。ただ、「TNGA」の推進による原価低減の推進などで吸収可能と判断、21/3期には営業利益で過去最高を更新する見通しとした。

・リスクファクター ~米国の保護主義政策、為替など

・アナリストの投資判断 ~原価低減の推進で緩やかな持ち直しを引き続き予想
 直近の株価に基づく19/3期の当研究所予想PERは8倍。過去60カ月の平均PER10倍との比較では、割安感がある。当面の株価は、米国の保護主義政策の動向に左右される展開を予想する。ただ中期的には、原価低減の推進などによる収益力の向上を映し、緩やかに持ち直す展開を引き続き予想する。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。


銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
101
+42.25%
2
2,112
+8.86%
3
1,080
+16.12%
4
3,915
+10.59%
5
479
+12.97%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
100
+40.84%
2
3778
さくら
6,030
+16.18%
3
1,080
+16.12%
4
92
+13.58%
5
479
+12.97%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
6266
タツモ
3,825
-14.62%
2
568
-13.01%
3
8918
ランド
7
-12.5%
4
798
-11.92%
5
1,256
-11.61%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
34,780
-7.22%
2
34,400
-6.42%
3
26,285
-3.99%
4
50,580
-6.48%
5
4,218
-6.53%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる