オービック(4684) 上期は想定以上、通期予想を9%増収、14%営業増益に引き上げ

QUICK企業価値研究所アナリスト 前田俊明(2018/11/01)

・生産性向上などで19/3期の営業利益率は50%台へ
 企業価値研究所は19/3期通期の連結業績予想を上方修正し、前期比9%増収、同14%営業増益とする。システムサポート(SS)事業が1Qに続いて2Qも高成長が続いたことに加え、主力のシステムインテグレーション(SI)事業も伸長した。両事業ともに当研究所の想定以上に力強い成長が続いている。景気が後退するなど外部環境が悪化する以外に、業績拡大を妨げるような要素が見当たらず、従来予想を上回ると判断した。受注前を含め案件管理を厳格化することで不採算案件を防止する仕組みが機能しているほか、受注時期の平準化などを通じたシステム構築の生産性向上、システム運用サポートの効率化などで採算性が一段と高まると評価している。連続営業増益は25期に伸び、営業利益率は50%台に乗る見込み。

・20/3期も上方修正、8%増収、9%営業増益を予想
 翌20/3期も上方修正し、前期比8%増収、同9%営業増益を予想する。SI事業が伸びるほか、SS事業はクラウドサービスの拡大に加え、SI事業の拡大に伴いシステム構築後の運用支援サービスが好調に推移する見通し。

・リスクファクター ~不採算案件の発生、景気後退

・アナリストの投資判断 ~当面は現状程度の推移を予想
 上期は想定を上回る好決算で一段の成長期待から業績予想を引き上げたが、指標面では割安感に乏しいと考えている。ただ、当面は現状程度の株価推移を予想するが、安定的な業績拡大が期待できることから、中長期的には上昇を見込む。当研究所の評価ポイントは、(1)営業増益が続く安定的な収益構造、(2)潤沢な手元流動性を持つ強固な財務基盤、(3)高ROE(自己資本利益率)――など。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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