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富士ソフト(9749) 受注好調、業績予想を再度上方修正

QUICK企業価値研究所アナリスト 前田俊明(2018/08/24)

・19/12期にかけて2桁営業増益が続く見通し
 企業価値研究所では、18/12期上期業績が想定以上に強く、SI事業の受注高・残高が強含んでいることから、通期の業績予想を引き上げる。前回(6月)レポートでも業績予想を引き上げたが、4月に新入社員が加わり2Qは研修費用など各種費用が重くなると想定したほか、高成長が続いていた受注高が減速する可能性や時折発生する不採算案件も警戒し、引き上げ幅を抑えていた。大きな不採算案件には常に警戒が必要だが、今のところ不採算案件は抑制基調にある。受注環境が良好で豊富な受注残高も考慮すると、従来予想は上回ると判断した。
 翌19/12期予想も引き上げる。大量採用した新卒・中途の人材は戦力化が一段と進むとみている。動員力が増していることから応札可能な案件数が増え、受注が増加する見通し。3期連続の2桁営業増益となる見通し。

・SI事業の受注残高は20%増と高水準
 18/12期上期のSI事業の受注高は前年同期比14%増。システム構築、プロダクト・サービスともに伸びた。上期末の受注残高は前年同期末比20%増と高水準。

・リスクファクター ~不採算案件の発生

・アナリストの投資判断 ~割安感ないが、現状の株価は許容範囲
 積極採用による人員の増加は業績拡大を見据えた攻めの投資と評価している。費用が先行し利益の伸びを抑えてきたが、収穫期に入った可能性が高いとみている。固定費負担が増えるだけに受注の積み上げが遅れるようだと稼働率の低下を招くが、今のところ受注は拡大基調で稼働率も高い。株価は徐々に上値を切り上げており、足元では02年以来の高値圏で推移している。指標面では割安感に乏しいが、現状の株価水準は許容範囲とみている。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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