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清水建設(1803) 19/3期は完工高の増加などで連結営業1割増益を予想

QUICK企業価値研究所アナリスト 細貝広孝(2018/06/12)

・19/3期は完工高予想を増額し、営業利益予想も増額
 19/3期通期の連結業績に関して企業価値研究所では、売上高は前回予想(18年4月)から600億円増額の1兆7500億円(前期比15%増)、営業利益は同40億円増額の1350億円(同11%増)を予想。前期の完工高実績が想定を下回り、これが後倒しで計上されるとの見方から完工高を増額し、連結営業利益予想も引き上げた。

・中期的に連結営業利益1300億円台の推移を見込む
 続く20/3期の連結売上高に関して当研究所では、売上高は前回予想から400億円増額の1兆7900億円(前期比2%増)、営業利益は同据え置きの1370億円(同1%増)を予想。21/3期は売上高1兆8100億円(同1%増)、営業利益1320億円(同4%減)を見込む。

・18/3期は完工減が響いて営業減益
 18/3期の連結業績は、売上高が前期比3%減の1兆5194億円、営業利益が同6%減の1214億円だった。単体の完工粗利益率はほぼ横ばいで推移したが、完工高の減少が響いて連結営業利益は17/3期を下回った。

・リスクファクター ~労務費、建設資材の価格上昇

・アナリストの投資判断 ~会社利益計画からの上振れで上値切り上げを見込む
 株価は12年末以降、上昇トレンドが継続し、17年4月以降は好調な業績を背景に上昇基調を強め、11月には1991年以来の水準となる1396円の高値を付けた。その後は株式相場全体の下落などを背景に下値を切り下げ、18年3月には895円まで下落したが、足元の株価は1100円台前半で推移している。当研究所では中期的な営業利益は同社としては高水準である1300億円台の推移が継続すると予想している。会社側の今期利益計画は保守的とみており、会社計画を上回る利益実績が示されれば株価は上値を切り上げる公算が大きいと考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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