2017/09/22 15:24:40

非製造業・金融で強気見通しが増えるが、製造業がブレーキに

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QUICKコンセンサスDI

金融機関のアナリストによる企業業績予想がどう変化しているのか、ひと目で判断できる独自のマクロ指標をお伝えします。

非製造業・金融で強気見通しが増えるが、製造業がブレーキに (2017/08/01)

  • 製造業で弱気の見通しが増加
  • 業種別では「卸売」「小売り」が改善の見通し
  • ニチイ学館に上方修正期待 2カ月連続トップ
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アナリストによる主要企業の業績予想の変化を示す「QUICKコンセンサスDI」(7月末時点)は、金融を含めた全産業ベースで前月比4ポイント改善のプラス9でした。非製造業と金融セクターに対する強気の見通しが大幅に増加し、指数を押し上げました。

 

QUICKコンセンサスDI

製造業が弱気の見通しも、非製造業、金融は軒並み上昇

次に業種別に見てみましょう。算出対象の16業種中でDIがプラス(上方修正銘柄下方修正銘柄を上回る)だった業種は10業種。一方、マイナス(下方修正銘柄上方修正銘柄を上回る)の業種は3業種、変わらずは3業種でした。

製造業では食料品がマイナス6からゼロまで改善しましたが、鉄鋼がゼロからマイナス25まで低下し、非鉄金属も前月比22ポイント低下するなど、軒並み低下しました。一方、非製造業では、不動産が前月比17ポイント低下したものの、卸売が前月比30ポイント、小売は同24ポイント上昇し、金融でも銀行が同30ポイント、その他金融は同67ポイントの大幅上昇となりました。

業種別DI

2カ月連続トップのニチイ学館 上方修正期待強まる

個別銘柄では「強気」が121銘柄、「変化なし」が134銘柄、「弱気」が90銘柄になりました。3カ月比で純利益の上方修正率、下方修正率が大きな銘柄の上位5銘柄をそれぞれピックアップすると、下記のようになります。

純利益の上方修正率が最も大きかった銘柄は、2カ月連続でニチイ学館でした。先月3位だったANAも5位にランクインしました。一方、最も下方修正率が大きかったのは、5カ月連続でサイバーダインとなりました。

 

上方修正率の大きい銘柄トップ5>
▽3カ月前比で純利益の上方修正率の大きい銘柄上位(7月31日時点)
  コード  銘柄名       予想純利益            修正率
             7月末  4月末
1   9792  ニチイ学館      2,520         944         166.95
2   6502  東 芝        411,558     241,477   70.43
3   6753  シャープ    48,749       33,652     44.86
4   2503  キリンHD   116,180     80,590     44.16
5   9202  ANA         133,040    94,242     41.17

 

下方修正率の大きい銘柄トップ5>
▽3カ月前比で純利益の下方修正率の大きい銘柄上位(7月31日時点)
  コード  銘柄名          予想純利益          修正率
          7月末    4月末
1   7779     サイバダイン     22           213         -89.67
2  6816     アルパイン         1,757      4,229     -58.45
3  9101      郵 船         8,420     16,998   -50.46
4  4565     そーせい       3,082     5,436     -43.30
5  3099     ミツコシイセタン     11,111     18,369    -39.51

※最終赤字の銘柄は除く。直近3カ月前とも5社以上のアナリスト業績予想を出している銘柄が対象。単位は純利益が百万円、修正率は%

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