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市場を揺らす?拘束された「アラビアのバフェット」とは

記事公開日 2017/11/7 11:24 最終更新日 2017/11/13 14:23 経済・ビジネス コラム・インタビュー 金融コラム

「アラビアのバフェット」と呼ばれる著名な投資家アルワリード・ビンタラール王子が市場で話題になっている。サウジアラビア政府が反汚職名目で拘束したためだ。6日の米市場ではアルワリードが保有する米ツイッターなどが下落した。

●アルワリード・ビンタラール王子とは?

巨大投資会社キングダム・ホールディング・カンパニーの会長。1990年代と2008年に経営不振に陥ったシティグループに投資し、大きなリターンを上げたことで有名となる。

ビンタラール王子のツイッター

●市場の見方「サウジの政治的安定性と原油価格に警告」

調査会社SHGマクロアドバイザーズは6日付の「サウジアラビア、殺し屋の夜」と題するリポートで、「過去48時間のサウジアラビアの状況を受け、サウジの政治的安定性と原油価格に警告が発せられた」と指摘した。
この中で「身柄拘束は汚職摘発を装ったもので、根底には政治的な動機が隠れている」とし、34歳のムハンマド皇太子が権力を持つことに反対する勢力に対する先制攻撃だと指摘した。その上で、サウジが主導する石油輸出国機構(OPEC)と産油国のロシアが原油の減産を守っているが、「原油価格が上昇すれば、減産合意を破棄したくなるとみられ、今後数カ月は原油価格のボラティリティが高まるとみられる」とも指摘した。

●キングダム・ホールディンス保有銘柄

キングダムホールディングスのホームページによると、ツイッター、アップル、タイムワーナー、ニューズ・コーポレーション、イーベイ、AOL、モトローラなど

http://www.kingdom.com.sa/investments

●拘束された背景

近い将来サルマン国王から王権が譲られるとみられるムハンマド皇太子は権力集中を進めている。「汚職」を名目に現役閣僚を拘束し、抵抗勢力を一掃する狙いがあるとみられる。ビンタラール王子は自伝で「近代化は絶対に必要」「変革は避けられない」と主張したほどの改革派。皇太子の国王即位を阻みかねない勢力として拘束された可能性が高い。

※この記事はQr1などQUICKの情報端末で配信したニュースを再構成したものです。情報端末ではすべてのニュースをリアルタイムでご覧いただけます。

 


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