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AIが見た決算 明治HDは高評価 厳しいコロプラ

記事公開日 2017/11/14 07:47 最終更新日 2017/11/21 09:58 株式マーケット 国内株式市場サマリー 注目銘柄 行事予定 国内 QUICK AI速報

前週までに金融機関など一部を除いて上場企業の2017年7~9月期決算の発表がほぼ一巡した。市場予想を上回る好業績をたたきだす企業が相次ぎ、株価の押し上げにも大きく寄与した今回の決算。QUICKの自動解析ニュース「AI速報」がその内容を分析した。

AI速報は決算や業績予想の修正を発表した企業を対象に、統計的に株価インパクトを数値化したスコア(決算スコア)を算出。例えばある企業の決算スコアがプラス1.00になった場合、過去のデータを踏まえ平均的に株価が1%上昇する決算内容だとAIが評価したことを意味する。

プラス2.36という高い決算スコアを出したのが、8日の取引終了後に17年4~9月期の決算を発表した明治ホールディングス(2269)だ。営業利益が前年同期比21%増の451億円まで膨らみ、通期予想を965億円(前期比9%増)と従来予想から20億円引き上げた点をAI速報は評価した。

明治

健康志向の高まりでカカオ含有量の多いチョコレートや機能性ヨーグルトといった高付加価値商品の販売が伸びていることが好業績の背景にある。翌9日の株価は一時前日比6.6%も上昇して年初来高値を更新。約1年ぶりとなる1万円の大台まであと50円に迫った。

中国などで設備投資が拡大するなか、ツガミ(6101)やダイフク(6383)も決算スコアがそれぞれプラス3.63、プラス3.18に達して人気を集めた。旭化成(3407)やミネベアミツミ(6479)も高評価が目立った。

ミズノ(8022)が決算発表に先行して7日取引終了後に公表した17年4~9月期利益の上方修正については、AI速報は決算スコアをプラス3.43と弾いた。原材料の調達方法や生産体制の見直しによるもので、翌8日の株価は7%近く上昇して取り引きを終えた。もっとも10日の4~9月期決算の発表では通期予想が据え置かれ、実績については織り込み済みだったこともあり決算スコアはプラス0.01にとどまった。

ミズノ

厳しい評価になったのが8日の取引終了後に本決算を発表したコロプラ(3668)だ。17年9月期の営業利益が前の期比59%減に沈み、18年9月期も38%営業減益を見込む同社の決算スコアはマイナス9.11。翌9日は一時11%近くの急落だった。その後も下げが続き、4月13日以来の4ケタ割れが視野に入っている。

コロプラ

ゲーム関連や携帯コンテンツ関連では、セガサミーホールディングス(6460)やボルテージ(3639)も決算スコアがマイナス2.14、マイナス3.39と厳しい結果となり、決算発表後に「マド」をあけての株価急落を招いた。

【QUICKコンテンツ編集グループ・内山佑輔】


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