アムンディ・ジャパンが運用する「SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチファンド<愛称:あんしんスイッチ>」(58311177)の純資産総額(残高)が増加している。2017年7月28日の設定からおよそ半年が経ち、18年1月19日時点の残高が2000億円を突破した。
同ファンドは「プロテクトライン」と呼ばれる基準価額の下値を設け、大きな損失を回避する仕組み。設定当初は三井住友銀行のみで販売を開始し、残高はおよそ1カ月半で1000億円まで伸びた。今月16日からはSMBC日興証券でも取り扱いを始めた。
投資対象は世界の株式や債券、短期金融資産が中心で、資産配分を機動的に変更するバランス型。昨年12月末時点では現金を含む「短期金融資産等」がおよそ半分を占める。
設定後の基準価額は小幅な値動きにとどまり、リスクが比較的小さいファンドでじっくり資産形成を進めようとする個人マネーが集まっている。
<あんしんスイッチの基準価額の推移(Qr1サービスより)>
(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)