レオス・キャピタルワークスが運用し、直接販売する「ひふみ投信」の純資産総額(残高)が11月10日時点で1000億円を突破した。藤野英人社長のテレビ出演などで知名度が上がり、資金流入が進んだ。残高は今年の初めには370億円程度だった。運用成績も好調で、2008年10月に設定されてからのリターンは今年10月末時点で377.53%。
銀行や証券を通じて販売する「ひふみプラス」の残高も3500億円を超え、国内公募の追加型株式投信(ETFを除く)の残高トップ20に入っている。「ひふみ投信」と「ひふみプラス」は、同じ「ひふみ投信マザーファンド」に投資している。
<「ひふみ投信」の組入比率上位10銘柄>
①マイクロソフト 1.8%
②共立メンテナンス 1.7%
③東京センチュリー 1.7%
④あい ホールディングス 1.6%
⑤ルネサスエレクトロニクス 1.6%
⑥古河電気工業 1.6%
⑦アマゾン・ドット・コム 1.5%
⑧アマノ 1.5%
⑨兼松 1.5%
⑩九電工 1.5%
※10月31日時点。月次運用報告書から抜粋
(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)