「分配金健全度」、上位10投信で平均25.7% 毎月分配型

国内公募の追加型株式投資信託の半分以上を占める「毎月分配型」。一定の金額を毎月受け取れる仕組みはシニア層を中心に人気が根強いが、その分配金は元本を取り崩して支払われているケースが少なくない。QUICK資産運用研究所が試算したところ、毎月分配型で純資産総額(残高)が上位10位に入るファンドの「分配金健全度(1年)」は、4月末時点の平均で25.7%にとどまった。

分配金健全度は1年前に購入した場合の分配金合計に占める「普通分配金」の割合を算出した。数値が大きいほど分配金の健全性が高いとみなす。この普通分配金は運用で得た収益(もうけ)から支払われ、それ以外の部分は元本を取り崩す「元本払戻金(特別分配金)」だ。

 

例えば残高が首位の「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし) 」(3231203C)の分配金健全度は32.4%。このファンドを1年前の2016年4月末(基準価額は5061円)に購入した場合、過去1年で支払われた分配金合計1020円のうち普通分配金は3割ほどで、残りの7割弱は元本払戻金(特別分配金)だった。

 

上位10本のうち、運用益だけで分配金をまかなえているファンドは1本もない。分配金健全度が最も低かったのは「ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型) 」(02313043)の6.3%。最高は「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」(32315984)の49.7%だった。なお、同じファンドでも購入した時期によって分配金健全度の水準は異なる。

関連記事

  1. 投信の積立、みんなはどうしてる? 投信保有者は4割が利用【個人意識調査(8)】

  2. 資産運用は誰に相談? 投資経験で違い、初級者はロボアド敬遠【個人意識調査(4)】

  3. 野村アセット、2年半ぶりに10兆円台を回復 1月末の運用会社別投信残高

  4. 大和投信「iFreeNEXT」「iFreeActive」、岡三オンラインとSBIで販売開始

  5. 大和住銀「EV革命」、残高1000億円に 設定から3週間で

  6. 株価大荒れの1週間、投信マネーが向かった先は?

  7. 「グローバル・ロボティクス株式(1年)」と組み合わせに適した投信は? 「相関係数」活用術

  8. 大和住銀「短期豪ドル債オープン(毎月)」、分配金を減額 過去最低の20円に

人気記事

  1. 登録されている記事はございません。

最新記事

  1. 登録されている記事はございません。

アーカイブ

PAGE TOP