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任天堂(7974) 「Joy-Con」活用などによる新たな遊び方提案で「Switch」の更なる躍進も

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2018/02/15)

・『Labo』投入などファミリー、ライト層を取り込む段階に
 「Switch」は「いつでも、どこでも、誰とでも楽しめる」点と相次ぐ大型ソフト投入が相まって世界中で大ヒット。着脱式コントローラー「Joy-Con」による「おすそわけ」プレイや直感的な遊び方の訴求で、ゲームファン中心の人気からファミリー、ライト層を取り込む段階に。段ボール工作キットとゲームを融合し親子で楽しめる『Nintendo Labo』(4月発売)もゲーム人口拡大を牽引へ。企業価値研究所は来期の「Switch」販売台数を2250万台と想定するが、「Joy-Con」の機能活用や『Labo』のような発想で新しいゲーム体験が提案できれば更なる躍進の公算も。足元のソフトラインナップが『Labo』以外、力強さに欠けるため、「Switch」への関心が一時的に冷める懸念がある一方、6月の米ゲーム見本市「E3」で判明する年末商戦のラインナップに要注目。会社側が示す「一人1台」との「野望」に向けた課題が解決すれば、「Switch」の潜在市場は更に拡大しよう。

・20/3期営業利益は3900億円と10年ぶりの高水準へ
 自社大型ソフト、DL販売の拡大による利益押し上げ効果やユーロ高への想定見直しを主因に連結営業利益の当研究所予想を増額。今期1850億円、来期2850億円、20/3期3900億円とした。20/3期は「DS」「Wii」全盛期以来、10年ぶりの高水準に。スマホゲームやテーマパーク、アニメ映画によるIPファン拡大も今後の追い風となろう。

・リスクファクター ~上記リスクに加えユーロ安など

・アナリストの投資判断 ~来期以降の「Switch」の展開に対する期待から株価上昇余地ありと判断
 20/3期PERは19倍(当研究所予想)。年末商戦の結果判明で株価に一服感も出ているが、来期以降の「Switch」の展開に対する期待感を考慮すれば、上昇余地はあるとみる。注目点は『Labo』、「E3」、中国展開など。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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