綜合警備保障(2331) 19/3期にかけて2桁営業増益を見込む

QUICK企業価値研究所アナリスト 前田俊明(2017/11/17)

・上期は概ね想定通りの着地
18/3期上期の連結業績は前年同期比5%増収、同3%営業増益。企業価値研究所は1Q決算発表後の8月に通期の業績予想を引き下げており、上期実績は概ね想定通りの着地と捉えている。今回は前期比5%増収、同14%営業増益の予想を据え置く。ガードセンター(指令所)の再編・統合などを通じたコスト削減効果、警備運用部門での人材の多機能化による業務効率化の推進など各種の取り組みに加え、前期に利益を抑えた退職給付費用などの負担が軽減することから、2桁の営業増益を見込む。
翌19/3期の連結業績は前期比4%増収、同11%営業増益を予想する。セキュリティ事業は機械警備、常駐警備、警備輸送が揃って伸びる見通し。

・機械警備の累計契約件数は着実に増加する見通し
セキュリティ事業の中核の機械警備は累計契約件数の増加が続いている。法人向けは新規契約の獲得と解約の抑制で、個人向けも家庭向けホームセキュリティ「ホームセキュリティBasic」などの拡販により、契約件数が増加する見通し。

・リスクファクター ~法人顧客の業績動向

・アナリストの投資判断 ~来期業績を見据えても割安感はない
当研究所予想ベースのPERは18/3期28倍、19/3期25倍。来期業績を見据えても割安感はないと考えるが、過去36カ月平均のPER27倍との比較では割高とも言い切れない。ここから一本調子での上昇は見込みにくく、調整余地があると見るが、業績拡大への期待を支えに底堅く推移すると予想。なお契約件数を積み上げ契約収入を得るストック型ビジネスを持つ同社への投資は、中長期的なスタンスで考えたい。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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