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安川電機(6506) スマホ、FA関連等の需要の高めの波は当面繰り返し押し寄せる公算大

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2017/11/02)

・会社は今期計画を上方修正。当研究所予想も再増額
企業価値研究所は前回レポートの題名を「スマホや半導体、FA関連等で来ている波は想定以上のビッグウェーブ」とし、18/2期の営業利益予想を期初の380億円→470億円に増額。今回、会社通期計画の増額(営業利益455億円→540億円)も踏まえ営業利益予想を再度増額、550億円とする。上期決算は、営業利益が会社計画に届かず、2Qの受注が一部で減速するなど順風満帆な内容ではなかった。ただ、スマホ、FA関連等の需要は当面高水準が続くとみており、業績も堅調さを維持すると予想。会社の修正計画は保守的ではないが、円安傾向の為替等も踏まえると、若干程度の上振れ余地はあるとみる。

・来期、再来期の当研究所の業績予想も再増額
19/2期、20/2期の当研究所の業績予想も、今期業績の上振れなどを勘案し再度増額する。スマホ、半導体、FA関連などの高水準の需要が続くと予想。ロボットの需要拡大等も見込む。今後国内外で進む見込の生産能力増強も、業績拡大に貢献するとみる。会社は今期配当予想を再増額したが、配当は当面増加基調が見込まれる。

・リスクファクター ~為替、中国経済等

・アナリストの投資判断 ~当面現状水準で値を固めつつ、上値を試す展開を予想
株価は強含んだ1Q決算の発表以降、力強く上昇。上場来高値を更新したが、上期決算発表後は調整。上期営業利益が期待より弱く、2Q受注の減速も響いたとみるが、大幅上昇後の利益確定の売りもあるだろう。当研究所の従来決算期ベースの18/3期予想に基づくPERは26倍程度。同社の過去の推移を踏まえるとやや高いが、ファナックなど他のFA関連企業の現状の水準と比べれば割高感は少ない。株価は当面現状水準で値を固めつつ、来期以降の業績回復や配当増加の見通しを徐々に織り込む形で、上値を試す展開を見込む。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)

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