国際石油開発帝石(1605)今期利益予想を上方修正。来期以降は業績拡大との見方変わらず

QUICK企業価値研究所アナリスト
佐久間聰(2017/9/6)

・当研究所の今期純利益予想は470億円→530億円
企業価値研究所では、今18/3期通期の連結純利益は前期比15%増の530億円を予想。前回予想(470億円)から上方修正する。生産数量の見通しを変えていないものの、ブレント原油価格・為替の前提を見直したことを主因に売上高を増額。その効果に加え、探鉱関連費用や減価償却費など費用が前回の予想より減少することも考慮した。イクシスLNGプロジェクトの生産開始時期については、前回予想と同様、今18/3期中を想定している。
会社側は今期の純利益の予想を期初時点の470億円→520億円へ増額した。当研究所では、今期2Q以降の前提について、ブレント原油価格は1バレル=50ドル、為替は1ドル=113円と会社側の予想の前提(ブレント原油価格50ドル、為替110円)に比べ、円安を想定。このため、当研究所の修正後予想では、円安による売り上げの増加の効果を考慮し、会社側の修正後予想に対して強めを見込む。

・19/3期の純利益は34%増、20/3期は42%増を予想
19/3期の純利益は前期比34%増の710億円、20/3期は同42%増の1010億円を予想。為替の円安を想定し、前回予想(19/3期700億円、20/3期1000億円)からそれぞれ増額した。前期比では、イクシスなどの寄与で生産数量が拡大するとみており、19/3期、20/3期と大幅増益が続く見込み。

・リスクファクター ~原油と為替、開発動向など

・アナリストの投資判断 ~株価は引き続き横ばい圏で推移へ。イクシスの動向が焦点
直近の株価での今期予想PERは29倍と株式上場来で依然、割高な水準。逆に、実績PBRは0.5倍台と簿価水準を下回っており、こちらは株式上場来で低位にある。当研究所では、今期予想PERは割高感がある半面、実績PBRには割安感があることから、引き続き株価は横ばい圏で推移するとみている。今期中に生産開始を予定しているイクシスの動向が焦点。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)

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