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ヤマハ発(7272)新興国二輪車好調で当研究所予想を増額。過去最高益更新へ

QUICK企業価値研究所アナリスト
小西慶祐(2017/9/5)

・会社修正計画を上回る今期29%営業増益予想へ増額
会社側は上期決算発表時(8月8日)に、17/12期通期の連結営業利益計画を、1200億円→1350億円(前期比24%増)へ上方修正した。過去最高益を更新する見通し。上方修正の主因は、新興国二輪車部門において、プラットフォーム戦略でコスト削減した新型車の販売が好調なため。企業価値研究所では、もともと強めにみていた営業利益予想を、1300億円→1400億円(同29%増)へ増額する。下期以降の為替レートの前提を1ドル=110円→113円、1ユーロ=118円→128円へと円安方向に見直したほか、会社修正計画と同様に、新興国二輪車の収益力向上を評価した。前期比較では、特機事業でROV(レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル)の減産実施の影響はあるが、3割近くの営業増益が達成可能とみている。

・新興国二輪車が引き続き牽引役に。ROVも黒字化へ
18/12期以降の営業利益予想も増額。利益の拡大局面が続く見通し。新興国二輪車が、ベトナムやフィリピンの市場拡大などから引き続き全体を牽引するとみる。減産を実施中のROVも、販売店在庫の正常化、ラインナップ拡充などから販売復調を予想。マリン事業も、米国での船外機の大型化などから、堅調に推移する見通し。

・リスクファクター ~為替や欧米の景気動向など

・アナリストの投資判断 ~新興国二輪車の収益力向上を映し緩やかに株価は上昇へ
直近の株価に基づく18/12期の当研究所予想PERは10倍。同社の過去48カ月の平均PER12倍との比較では、割安感がある。今後の株価は、業績に多大な影響を及ぼす為替動向には注意を要するが、新興国二輪車を牽引役とした利益成長を映し、緩やかな上昇基調をたどると予想する。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)

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